※トップ画像で微笑む美女は坂口ではありません。同行してくれたライターの佐々木ののかさんです
気力が底をついた。そのときの時刻、午前11時半。つまり私はその日の早々にやる気を失ってしまったということだ。とはいえ仕事は待ってくれないので、やるしかない。やるしかないが、やる気がない。
…みたいなことが先日ありました。
そのとき、私のなかにあった選択肢は2つ。
- やる気ロスト状態のまま、なんとか乗り切(っているように見せ)る
- テンションの上がることをして自分を勢いづける
1 は多分つらいし、仕事も進まないだろう。だからさらにつらくなるという「つらいの無限ループ」に入るのは目に見えている。うわぁ嫌だ!!
というわけで残る選択肢は 2になるわけですが、「自分のテンションが上がること」ってなんだろう、と考えてみたら、「旅」だったんですよね。
でも、一刻も早くやる気を取り戻したいこの状況で、旅は移動時間がかかりすぎる。
まぁでも、私が旅好きな本質って結局、「非日常空間に行くドキドキ・ワクワク感」だと思うので、それが達成できればいいわけだ。
じゃあそれを近場で達成できないだろうか…。と、悩んだ末に出した答えが、
「帝〇ホテルのラウンジでノマドワークをする」
で、実際にそれを実行してみた結果、すごく仕事がはかどったので、疲れたノマドワーカーたちにもこの体験をしてほしいと思い、WiFiあるの? 電源は? お金かかるのでは? 俺らみたいなもんでも受け入れてくれるの? みたいなところについてレポートします。
▼目次
- 訪れたのは日比谷の「帝〇ホテル」
- 電源はグレーだけど、WiFiはあります
- 店員さんがすごく丁寧に扱ってくれて幸せ
- 最低でも1,300円かかるけど、コスパはいい!
- 空調がちょうど良くて冷えない
- 高級な空間にいるという緊張感でだらけない
【知人限定募集】気力が底をつきそうなので、午後は帝国ホテルのラウンジでノマドしようと思います。どなたか一緒に作業してくれる方がいると嬉しいです。電源・Wi-Fiあり、コーヒーはおかわり可能。コーヒー1杯1,000円とお高めですが、それだけの価値はありますよ。いかがですか(切実)。
— 坂口ナオ (@skgc_n) 2017年8月22日
▲これがその時の同行者募集ツイート。
訪れたのは日比谷の「帝〇ホテル」
私が行ったのは、日比谷にある帝〇ホテルの「ランデ〇ーラウンジ」というところ。
ラグジュアリー
あゝラグジュアリー
ラグジュアリー
帝国ホテルにて
詠み人 なを pic.twitter.com/VFCmRzNLhC
— 坂口ナオ (@skgc_n) 2017年8月22日
もうね、すごいラグジュアリーです。間違いなくテンション上がります。
ロビー階(1階)にあるオープンなスペースなので迷うことはないはず。マダム達がお茶会してたり、商談している人がいたりするけど、ビジネスマン風の人がPC広げて作業してたりもするし、ラウンジ全体に活気があるので、一般のノマドワーカーもあんまり周りを気にせず作業できます。
(自分のスマホカメラの性能が悪すぎて、写真あんまり撮ってないのですが、記事末に同行者が撮ってくれた写真数枚載ってますので雰囲気確認したい方はどうぞ)
電源はグレーだけど、WiFiはあります
WiFiはあります。店員さんに「WiFiのパスワード教えてください」というと、パスワードが書かれたカードをにこやかに持ってきてくれます。
電源については、一応ありますがグレーですね。
店員さんに尋ねてみたんですが、電源が近くにある席が少ないみたいです。 私が座った席は電源とちょっと離れたところでした。「延長コードが借りられる」という噂を聞いていたので、これについても尋ねてみると、探しに行ってくれたあと「ありませんでした」とのこと。電源が近い席が空いたら移動、という対応をしてくれることになりました。
……が、PCの電池が切れそうだったので、離れた電源に無茶してコードを差し込むことに。ギリギリいけたので、そのままの席で作業しました。
電源は確保するのが難しそうなので、あらかじめ充電満タンにしていくか、モバイルバッテリーを持っていくことをオススメします。
店員さんがすごく丁寧に扱ってくれて幸せ
高級ホテルのラウンジに私のようなもんが行っていいのか。しかも思いついたのは出社したあとなので、服装もカジュアルな普段着。当然高級ホテル仕様じゃありません。
当然、ビビりながら入店することになるわけですが、ここのスタッフさんは「お客さんの見た目で接客の質を変える」なんてことしません。こんな私にも、細やかな気配りと素敵な笑顔で接客してくれます。
感動したのは、電源を探していたときのこと。座席の下のあたりを見回していると、通りかかったスタッフさんが「電源をお探しですか?」と声をかけてくれたんです。こちらから声をかけずとも察してくれ、「どうしたら私が電源を利用できるか」を一緒になって考えてくれました。
無理やり電源を差し込んだとき(本当にすみません)も、通りががりのスタッフさんに見られて、怒られるかなと思ったら「届きますか?」という気配りのひと言。
最高の接客ってこういうことか……! という気持ちになりました。
最低でも1,300円かかるけど、コスパはいい!
高級ラウンジで作業するにあたって心配なことのひとつは、メニューの値段ですよね。
想像の通り、高いです。ドリンク一杯(アルコールじゃなくても)最低でも1,300円くらいかな。消費税も含むとなんだかんだ1,500円程になります。それより安いのはアイス900円だけだったと記憶してます。
そのなかでコスパ良くノマドするなら、やっぱりコーヒーがおすすめですね。無限にお代わりできるので。しかも、何も言わずともスタッフさんが様子を見てこまめに注ぎにきてくれます。なのでコーヒーが途切れることはほぼありません。
やる気がないときでも仕事ができるようになる上、心まで潤わせてくれることを考えると、コーヒー一杯(でも現実は「いっぱい」)1,300円は高い値段ではないと私は思いました。
空調がちょうど良くて冷えない
普通のカフェでノマドワークするとよくありがちなのが「冷房の効きすぎで寒い」問題。
でも、高級ホテルのラウンジは違います。寒くないんですよ。
実際、かなり長時間いましたが、スカート+素足という格好をしていた私でも、あんまり冷えませんでした。空調が効いてなくて暑いわけじゃなくて、ちょうどいい。
こればっかりは実際に体験してみないと分からないと思うので、ぜひ行って感じてみてほしいですね。
高級な空間にいるという緊張感でだらけない
カフェ作業が日常的になってくると、つい気が緩んで、仕事の合間にSNSを見たり、業務と関係のない記事を読み始めたりしてしまうものです(というか私がそう)。
でも、高級ホテルのラウンジで作業をしていると、自分ができるビジネスマンにでもなった気分になるので、あんまりそういう気が起こりません。
あと、店員さんが本当に細やかに客席を観察しているので、「あいつSNS見てるよ」と思われたくないというのもありますね。
まとめ
ラグジュアリーワークしてる現場に潜入してきた。めちゃくちゃオシャレ。 pic.twitter.com/Y9Wlshp4qx
— ひさ (@hisa0515) 2017年8月22日
▲結局3人(ライターの佐々木ののか氏と、よさこいでお世話になった高知県の広報らしきひささん)集まった
この日、私がいたのは14~19時半の5時間半。ラウンジのみなさま、長い時間居座ってしまい、申し訳ありませんでした。なお、18時からはさらにピアノの生演奏も加わって、めちゃくちゃ最高の時間をすごさせていただきました。
というわけで、
本日を持ちましてこの体験を「ラグジュアリーワーク」と名付け、全国の疲れ果てたノマドワーカーたちに啓蒙したいと思います。
みんなーーー!
疲れや気力消耗への対抗手段、たくさん身につけていこうなーーーーー!!!!!
とりあえずまずはひとつ、私からはラグジュアリーワークを提案させていただきましたーーーー!!!
以上!!!!!!!!!!
(追加で聞きたいことなどあればお気軽に@skgc_nへリプライください。極度の連絡無精ですが、できるだけ頑張ります)