先月(2018年1月)末で、LIGを退職しました。
もっとちゃんと退職後すぐに報告したかったんですが、ちと個人的なことなどでドタバタしており、みなさまにお知らせするのが遅くなってしまいました。すみません(汗)
なお、このお知らせはLIGが運営するゲストハウス「LAMP」で書きました(アイキャッチはこれを書いているLAMPでの光景)w
◼︎目次
- LIGで過ごした2年半
- 退職の背景
- 決断のタイミングについて
- 今後のこと
- 今まで本当にありがとうございました
LIGで過ごした2年半
LIGに入社したのは2015年9月のことなので、約2年半働いたことになります。
入社が決まったとき、ライター仲間からはずいぶん心配されましたが、そのわりには長く続きました(笑)。
まぁでも、皆が心配してくれた通り、良くも悪くもこの2年半はハードな日々でした。
もともと背伸びして入ったもんだから、初めてのことだらけで工数の見積りできないわ、ひとつひとつ調べながら進めるから超時間かかるわ、想定外のミスばっかりするわ、でも求められるものは多いわ、それに加えてすごい勢いで人が辞めていくから心細いわ、追加で仕事増えるわ…(苦笑)。
それでもここまで続けてこられたのは、現状を変えようともがく同僚たちや、信頼できる外部パートナーさん、お客さんとは思えないほど親しみやすいクライアントさんなど、そのときどきで「この人たちのために頑張ろう」と思わせてくれる存在がいたからだと思います。
退職の背景
今回、退職という決断をした背景には、自分のライフステージの変化があります。
LIGに入社したときはまだ独身でしたが、今は結婚して1年が経ち、年齢的にも出産のことが視野に入ってきました。だからこそ、もっと家族との時間や自分の身体を大事にする働き方がしたいと思ったし、今しかできないことをとにかく全力でやりたいと思いました。
でも、今のLIGはまだまだ成長を続けていくフェーズです。会社ごとを自分ごととして全力をかける覚悟があれば楽しく働けるかもしれないけれど、「自分ごと」を「今」やりたい私にとって、その働き方はフィットしなくなってしまった。
正直言えば、そりゃあ会社で働きながら自分のやりたいことも叶えられれば最高にハッピーだと思います。数年待てばそれも可能だったかもしれない。でも、今の自分にそんなに時間があるとも思えませんでした。
決断のタイミングについて
もっと早く決断することもできたかもしれない、と悔やんだこともあります。でも今では、この2年半は「自分にとって必要な年月だった」と思っています。
よくよく考えてみると、私にとってLIGで働いた年月って「OJT方式で凝縮して力をつけさせてもらえた、とんでもなくありがたい時間」なんですよね。
そもそも自分は、なんの関係もない業界の事務員、しかも特別な才能があるわけでもないところから、右も左も分からないまま20代後半にいきなりライターになった人間(経緯はこちらの記事に書いてあります)です。
そいつを編集者として雇ってくれただけでもめちゃめちゃありがたいのに、LIGの知名度があるからこそ受注できた大きい案件を担当することができたり、仕事量も充分すぎるほどにあったりしたので、失敗→反省→対策のループを超高速&高濃度で繰り返すことができたんです。
ひとりで仕事を続けていたら、今の自分の実力に到達するまで、もっと時間がかかっていたかもしれない。そう思えば、2年半は決して長くない時間だったんじゃないかなと。
まぁ、私の失敗でまわりの方にご迷惑をかけてしまったこともあるので、手放しに「失敗できてよかった!」とは言えないのですが…、個人的には、本当に貴重な経験をたくさんさせていただいたと思います。ほんとにほんとに、ありがとうございました。
今後のこと
とはいえ、結局LIGでの2年半が「黒歴史」になるか「貴重な経験」になるかどうかなんて、これからの私自身にかかっている、と思います。
ではその「これから」は何をするかというと…
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> フリーのライターに戻ります <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
LIGで編集仕事をガッツリやってあらためて、自分は書くことが好きなんだと気づきました。
また、この2年半、クライアントの要望と直に向き合い、ライターさんに仕事を発注する編集者として働いてきたからこそ書けるようになった文章や、「LIGっぽいやつ」というざっくりとしたオーダーに頭を悩ませた日々があったからこそ書けるようになった文章があります。これからは、それらを最大限に活かして、取材系や企画系の記事をガンガン書いていきたいと思っています。
あと、もっともっと「旅」がしたいです。 これに関しては、フリーランスは特に働く場所を選ばないので、どんどんいろんなところに行く予定です。うおーー楽しみ!!!
今まで本当にありがとうございました
というわけで!
LIGでの年月を「貴重な経験」にするべく、これから頑張っていく所存ですので、ぜひLIGのみなさんにも「あのLIGで働いてたなんて、うらやましい〜」と私が言ってもらえるように(←自分本位)、もっともっと素敵な会社にしていってほしいと思います!
ツラいこともあったけれど、その倍たくさん楽しいこともあって素敵な人たちにも会えた場所なので、残していく仲間たちがハッピーに働いてくれることを、心から願っています。
それでは、LIG時代にお世話になった皆さま、仕事で関わってはいないけれど生暖かい目で見守ってくださった皆さま、あらためまして、ほんっとーーーーにありがとうございました!!!!
これからも、何卒何卒、よろしくお願いいたします!!!!
▼ちなみに最終出勤日を終えてまず始めにやったことは、「Twitterのアイコンに犬を足す」でした